SSブログ

意外と知られていないチェーンメーカー推奨お手入れ法 [埴輪備忘録]

ついでにもう一つメモ代わりに。以前から気になっていた事なんだけど。

「チェーンの洗浄」ってメンテ本でもブログでも超定番。ディグリーサーに付け込んで綺麗に洗いましょう。抵抗になっていた汚れが落ちてイイ状態になります、って奴。チェーンの構造とか他の工業用チェーンとか色々調べるうちに、「コレってやっていいのだろーか?」と疑問に思うようになった。

他の工業用チェーンの類いは、注油、清掃はするけど切って洗ってない。。
勿論、屋外と屋内では泥や埃の類いは段違いだと思うけど。
もっと汚れそうなバイクのチェーンも切って洗わない。。

んで、中の人に聞いてみたり、メーカー推奨マニュアル読んだりしてみた。

シマノ編

・チェーンの清掃は、チェーン洗浄用のケミカル類(中性のもの)で拭く、ブラシでこする等でお手入れして頂きたい。

ディグリーサー、灯油等に漬込む方法は極力避けて頂きたい。理由は、チェーンのブシュ部(チェーン切るとき押し出すアレ)に付いている潤滑の為の油が、流れ出してしまい、チェーンの摩耗を早めたり(考えてみれば切削油なしにタップ切るようなもんだ)切れがおこりやすくなってしまうので。ブシュには後から注油する方法が無い。

・チェーンの交換時期は3000~5000kmを目安にしていただきたい(あくまで目安)

・新品のチェーンのべっとりした油が気になる時は、パーツクリーナー等で表面のみを拭き取って、軽く注油して使用すると良い。チェーンのお手入れと同様に、付け込んで中の油を落とすのは摩耗を早める。

カンパニョーロ編

カンパニョーロのチェーンに溶剤を使うのは好ましくない(表面処理を落とす可能性有り)

ライド前にかなり多めにチェーンオイルを塗り、帰ったらウェスでチェーンを綺麗に拭き、新しいチェーンオイルを塗る

チェーンの6コマのアウターリンクが132.6mm以上になったら交換時期。シマノ用のチェーンチェッカーとは長さが違うので注意。

KMC編

・チェーン脱着用のミッシングリンクは、RE-USABLEタイプが3~5回まで、NON RE-USABLE(11速)は1回使い切り。(2個セットになっているのは、その回数使ったら新しいのを、っていう意味らしい。お友達にあげる前に確認しよう)

・洗浄については、ディグリーサー漬込みでも特に問題は無いけど、半年に一度ぐらいの頻度で良いのでは?との事。やりすぎると摩耗を早めてしまう。

またなんかあったら追記します。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。