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備えよ常に・MTB編 [埴輪備忘録]

かなり前の話だけど、法政MTBパークで「緊急救命講習」を受講してきた。
内容は主に、心臓マッサージの方法とAEDの使い方が中心だけど、様々な緊急事態の対処法をお聞きしたり、有意義な講習だったと思う。

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この装備で大学構内(笑) 目立ち過ぎた。

因みに、こういった救命講習は、ある程度人数が見込めれば地域の消防署が無料で開催してくれるそうだ。故に、企業や学校などが多いけど、往往にして「受けさせられた感」が漂ってる様子。

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しかし骨折経験者や屋外怪我率の多いこの集団、真剣味と、救急隊員さんも答えに詰まる程の質問の濃さ(山で倒れたとき、頭を下にするのは山側谷側どっち?とか)が違う。普段とはトーンが違うのか戸惑いを感じたようで、これは何の集まりですか?と聞いて来た(笑)

そこで聞いた事。広範囲の擦過傷はどう対処する?
まず擦りむいた箇所を洗浄すること。ドリンクがあっても水は持っていくべき。なかなか洗えない所には除菌ウェットティッシュという手も。出血がひどい時は止血。そして患部を覆うこと。

ここまで聞いて思った。市販の絆創膏ではなかなか広範囲を覆えないが、もってこいのモノがあるっ!

それは生理用ナプキン。広範囲でもいけるサイズ、血液の吸収力も抜群。個舗装なので清潔。そして超コンパクトで入手性も良く安い。これは常備すべきグッズではないか。

但し、人前で使うのはちょっと勇気がいる、という点を除いては。
いやいや怪我の時はそんな事、どーでも良い。みんなで使えばイタくない。
欲しい人は遠慮なく声をかけて下さい(笑)

あと、ハチやヘビなど恐怖の生き物たちに、運悪く襲われてしまった時。血流によって毒が回るので、極力身体を動かさないよう病院へ。単独の場合は救急車呼んで下さい、との事。ブヨ、ハチの類いは直ぐならポイズンリムーバーがあれば軽減できる可能性も。

勿論、生き物を呼ばない努力も必要だと思われる。フタをしないで飲み物を放置しない(匂いに惹かれて蜂が侵入するかも)とか、食べカスは密閉式の袋に入れるとか、ヘンな所に迂闊に足を突っ込まない(余談だけど、猪のワナ仕掛けてある所もあるし)とか。

日頃の持物は、日焼け止め、虫除け(スプレータイプじゃないの発見して愛用)、虫刺され薬、ポイズンリムーバー、絆創膏、ウェットティッシュ、生理用ナプキン、バンダナみたいな覆える布地、ジップロックみたいな密閉袋、そして水。こんなところかな。

どうでもいいが、久し振りの学食はボリューム感溢れてすごいなー。
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そんなこと絶対に無いと思いがちだけど、人里近くでも遭難の可能性はある。たまーに狭山湖で遭難したとか、聞いた事あるんだけど。里山で活動するMTBerも、人ごとだと思わない方がいいんじゃないか。

捜索の為の費用はとんでもない、と聞いたことがある。
しかし、通常の自転車保険ではオフロード走行はそもそも補償の対象外ではないだろうか。勿論、遭難した場合の費用なんて想定してない。

じゃあ山岳保険ではどうだろう?と思ったけど、MTBの山岳走行については明記されていないものが多い。やっぱマイナーな人達なんだ。そうかそうか。でも意地で探す。

木村総合保険事務所の山岳保険は山岳MTB走行も明記されている。傷害補償や賠償責任補償も特約で付けられる。保険料も一万切るぐらいのプランもあるから、一本化すればそこそこ?

救難費用だけならJROが入会金2000円+事後負担金、とリーズナブル。山へ入るスタイルは問わないのでMTBもOK。

こちらも活動形態を問わない救難費用のみ。レスキュー山岳保険は翌日から補償可能だそうだ。急ぎの時にはいいかもしれない。

また見つけたら追記するので、どうかそれまで遭難する事態には遭わないで頂きたい。
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カーボンフレームの内部損傷を見つける講習会の端っこをつつく [埴輪備忘録]

行ってきました。「カーボンフレームの内部破損を見つける講習会」

内容についてはここで書けないけど、結構目からウロコな話が色々。それはそれでおいといて。

自転車におけるカーボン製品については、まだよくわかっていないことも多々ある様子。
未だに迷信のような事が結構語られているようだけど、例えばこんな事。

・カーボンフレームの自転車では、固定ローラー台の使用が出来ない。

エンド部分もカーボン使用なら不可だけど、そうじゃない普通の金属エンド仕様のものなら、何ら問題ないので遠慮なくブイブイ言わせちゃって下さい。それが原因で破損する事は通常無いそうで。

・カーボン製品は、紫外線によって劣化するので寿命が早い。

因に風力発電の羽根(グルグル回ってるアレ)もカーボン製との事。当然、常に過酷な紫外線浴びまくり。自転車に乗る時間程度の紫外線で劣化するなら使わないでしょう。昔はいざ知らず、最近の樹脂製品の進化はスゴイ。

乗る人のお肌の劣化のほうが激しいので、日焼け止めはしっかり塗って定期的に塗り直すのがベター。

・カーボン製品はメラメラと燃える

夢を壊すようで申し訳ないが、全く燃えません。これ、やってみた。
火つけたり、魚焼き機に突っ込んだりしても燃えない。普通の状態では燃えないと思われるので、不要になった際は、不燃ゴミに分別するのが良いと思われる。

しかし、突っ込んだものをよく見てみたら、層がゆるくなった感じ?ちょっとパラパラ糸が浮くようになったので、魚焼き機ぐらいの熱をかけたものには乗らない方がいいと判断。

大体90~100度で樹脂が柔らかくなるので(この程度なら冷めると元に戻るそうだ)熱湯程度ならOKか。ただし、柔らかい状態で力をかけると変形するので、沸騰状態のお湯に飛び込まないように。。

あと、電子レンジに突っ込むのは危ないので絶対やらないで。一瞬で黒コゲになる。。

・カーボンはヘタる

あぁ、一度で良いからヘタるとか言ってみたい。ヘタレならよく言われる。一文字でえらい違いだ。

今のところ、自転車で人が乗って数値的にヘタッたと認められる状態(寸法が変わるとか)は無いとの事。申し訳ないが、色を塗り替える等のブラインドテストをやってみるといいかもしれない。

離発着を繰り返す飛行機あたりだと、数値的に劣化することがあるそうで。

もし、カーボンフレームがヘタったと申し出て、数値的にはっきり劣化しているのが分かったなら、
フレームなんか、もうどうでも良いと思う。乗り手を注意深く観察すべき。ひょっとしたら離発着を繰り返しているか、強力なモーターを積んでいるかもしれない。

・「ドライカーボン」と、得意げに語るのは

素人です(キッパリ)

との事。ドライカーボンはカーボンクロス(まだ樹脂を染込ませていない状態の布)をそう呼ぶので、製品になったものをドライカーボン製などとは言わないそうだ。試しに「ドライカーボン」で検索してみた。何だか大袈裟に語る車屋さん系が相当ヒットするが、それってプリプレグ製法の事じゃないか?(自転車のフレームやパーツはこの製法が多いそうだ)

さて、どうでもいい話はともかく、これだけ撮影許可が出ました。超音波診断の機材。

ちなみに汎用なのでフツーに買えるそうな。お値段1000万円程なり。プローブ(接触子)は特殊なものらしい。別売り?一本200万ぐらい。

使い方は、グリセリンジェルを塗ってプローブを撫でるように走らせるだけ。簡単。
カーボン製品を愛ですぎて困るそこの貴方、一台いかがでしょーか?
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あ、ちなみに自転車振興協会で絵本も売ってる
図書館等には配布されているので、見たことがある人もいるかもしれない。
新作も幾つかあった様子。そのうち追加されるかも。

新作の一つ「きけんはどこに?」という絵本の作者オカダケイコさんのブログでも一部が読める模様。
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意外と知られていないチェーンメーカー推奨お手入れ法 [埴輪備忘録]

ついでにもう一つメモ代わりに。以前から気になっていた事なんだけど。

「チェーンの洗浄」ってメンテ本でもブログでも超定番。ディグリーサーに付け込んで綺麗に洗いましょう。抵抗になっていた汚れが落ちてイイ状態になります、って奴。チェーンの構造とか他の工業用チェーンとか色々調べるうちに、「コレってやっていいのだろーか?」と疑問に思うようになった。

他の工業用チェーンの類いは、注油、清掃はするけど切って洗ってない。。
勿論、屋外と屋内では泥や埃の類いは段違いだと思うけど。
もっと汚れそうなバイクのチェーンも切って洗わない。。

んで、中の人に聞いてみたり、メーカー推奨マニュアル読んだりしてみた。

シマノ編

・チェーンの清掃は、チェーン洗浄用のケミカル類(中性のもの)で拭く、ブラシでこする等でお手入れして頂きたい。

ディグリーサー、灯油等に漬込む方法は極力避けて頂きたい。理由は、チェーンのブシュ部(チェーン切るとき押し出すアレ)に付いている潤滑の為の油が、流れ出してしまい、チェーンの摩耗を早めたり(考えてみれば切削油なしにタップ切るようなもんだ)切れがおこりやすくなってしまうので。ブシュには後から注油する方法が無い。

・チェーンの交換時期は3000~5000kmを目安にしていただきたい(あくまで目安)

・新品のチェーンのべっとりした油が気になる時は、パーツクリーナー等で表面のみを拭き取って、軽く注油して使用すると良い。チェーンのお手入れと同様に、付け込んで中の油を落とすのは摩耗を早める。

カンパニョーロ編

カンパニョーロのチェーンに溶剤を使うのは好ましくない(表面処理を落とす可能性有り)

ライド前にかなり多めにチェーンオイルを塗り、帰ったらウェスでチェーンを綺麗に拭き、新しいチェーンオイルを塗る

チェーンの6コマのアウターリンクが132.6mm以上になったら交換時期。シマノ用のチェーンチェッカーとは長さが違うので注意。

KMC編

・チェーン脱着用のミッシングリンクは、RE-USABLEタイプが3~5回まで、NON RE-USABLE(11速)は1回使い切り。(2個セットになっているのは、その回数使ったら新しいのを、っていう意味らしい。お友達にあげる前に確認しよう)

・洗浄については、ディグリーサー漬込みでも特に問題は無いけど、半年に一度ぐらいの頻度で良いのでは?との事。やりすぎると摩耗を早めてしまう。

またなんかあったら追記します。

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シマノセールス展示会 覚え書き [埴輪備忘録]

忘れそうだからメモ書き。

・どうでもいいけど場所が代官山。な・ぜーー?!

・今回の目玉はコチラ。
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。。地味って言っちゃかわいそーだよ(笑)

・目玉その一。クリッカーという初心者向け脱着ラクラクSPDペダルと、スニーカーちっくなシューズ。

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これは特にステップアウトが軽い。欲を言えば細身のタイプも欲しいところ。

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デザインがアレ、と言われながらも結構頑張りました。そんな悪くもないじゃないの。
何より上から下までサイズ揃えておいてくれるメーカーって他になかなか無い。どんな素晴らしいシューズでも、デカすぎては何の役にも立たないし。

・目玉その二。バックパックはじめました。

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シマノさんバックパック作ってましたっけ?と聞いたら待ってましたとばかりに(笑)

アウトドア系のUシリーズで採用のクロスハーネス。ズレが少く負担が軽い、とのこと。そういえば古来から伝わる「おんぶひも」もこんな形状ではなかったか。

そんな頑張ってるシマノさんに一つイイこと教えてあげよう。胸の谷間で固定できない貧乳はね、この形状だと多分左右にずれるのよぅ。。(泣)

まぁ単品で買うと3000円ぐらいのハイドレーションパック付¥10500ってかなりプライスも頑張った感があるんじゃないかと。バックパックの牙城、ドイターに食い込めるか?!



・MULE BAR取扱い開始しました、って事で試供品をその場で食す。リンゴ味かな?柔らかくしっとりして旨い。

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ジェルも「チェリーボム」という、いかにもアメリカンフレーバー臭キツそうなイメージより、かなりマイルドな感じで食べやすかった。



・地味に気になったモノ、その一。ボクサータイプのインナーショーツ。ウフフな夢も妄想も打ち砕くオバちゃんズロースを彷彿とさせる長いタイプは、女性ウケ悪いんですのよ、えぇ。

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・気になったモノその二。薄くてロックオンタイプのグリップ。お値段3000台はちょっと厳しいが。。

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分数は遠い昔の記憶(またまた単位の話) [埴輪備忘録]

以前のタイヤの話でも謎だったけど、自転車用品には26×1 3/8等、不思議な分数表記をよく見かける。1 3/8と言われてもパッと大きさのイメージが掴めない。分数なんて頻繁に使う事は数学の授業以来で、物のサイズを表現するにはあまり向いてなさそうだけど、何故?

というわけで、この分数表記になっている物の単位を調べてみたら...

タイヤの幅(インチ)
チェーンのピッチ、内幅(インチ)
ステムの径(インチ)
ベアリングの直径(インチ)等、結構ある。

この分数、やっぱりインチが怪しい。

インチサイズの表記について調べてみると、やっぱり端数は分数表記するようだ。ヤード・ポンド法は10進法ではないので(じゃ何進法?という疑問はまたあとで)小数ではなかなか表記しにくいのだろう。このインチ以下の分数表記、10進法の国の人が想像すると、1フィート=12インチだから分母が12で1/12とか6/12になりそうだけど、違う。1/2、1/4、1/8...というように、分母が倍の数字になっていくのだ。半分の半分の半分の半分...といった所だろうか。じゃあコレはどこまで半分になる?今の所確認したのは11/128というサイズ(ちなみに、チェーンの内幅)。もう、こうなると相当短いのは分かるけど、何ミリぐらいか想像がつかない。

さらに不思議は続く。1フィート=12インチなのに、その上の単位、ヤードは1ヤード=3フィート。なんで12じゃないの?インチに換算しろと言われても、電卓無いと無理っす。これは一体何進法と呼べばいいのだろう。

実は、インチサイズの物が流通している製品は日本にいても結構ある。自転車もそうだけど、建築関係、楽器、スポーツ関連、服、靴、紙、ネジその他。やっぱりこういった物を扱う業種では、換算に相当苦労しているに違いない。

脱線ついでに重量の単位。1ポンド(≒450g)=16オンス 
え?12じゃないんだ!こちらの方が、半分の半分の半分の半分で、まだ法則性があるような。

さらに余談だけど、オンスを表す記号はozでなんとなく分かるのに、ポンドを表す記号は縁もゆかりも無さそうなlb。これは古代ローマでこの単位が libra(天秤)と呼ばれていたからだそうだ。なんて発音するんだろうと軽く悩んだ方、堂々とポンドと読みましょ〜!

自転車の話に戻ろう。そういえばイイ物があった。パークツールのサイクルゲージ。スポークの長さやベアリング、コッターピン(まず使うことは無いが)の直径を計る為の定規だけど、インチとミリが併記してある。コレ使えば、何インチはだいたい何mmか分かりやすい。ちなみに目盛りは1/16インチが最小だった。それ以下になるとインチ表示のノギスでもない限り、計測すら出来なさそうだけど。

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あんまりよく見えないけど...

あっ、米国へ行く知人が居たら、インチ表示のノギスや定規等、買って来て貰うってのはいい手かもしれない。ちょっと手慣れた人なら海外通販で入手も出来そうだし。「だいたいこれぐらいの大きさ」って感覚、意外に大事なような気がする。

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単位を廻るカオスなあれこれその1・センチメンタルなインチの話 [埴輪備忘録]

単位という一見地味そうなモノ。そこにはどんなワンダフルワールドが待っているのか?!
というわけで、自転車といえば思い浮かぶだろう「インチ」という単位について調べてみた。

インチ(吋)
ヤード・ポンド法の長さの単位。1インチ=0.0254m=25.4mm

ここまでは知っていた。
1インチはフィート(フート)の12分の1であり、ヤードの36分の1である。すなわち、1インチ = 約0.08333フィート = 約0.02778ヤードである。(Wikipediaより引用)

12進法とは知らなかった。フィートやヤードは自転車単体ではでかすぎてあまり使わないと思うけど、海外レースやイベント関係では頻出するかもしれない。覚えておいて損は無い、かも。

話をインチに戻すと、一般車は何インチ、と表示されたり呼ばれたりする。

蛇足ながら、POPやチラシ等で表記しちゃってるお店多いけど、インチ表記のみでは「計量法で禁止する非法定計量単位による取引又は証明に用いられた文書」に抵触する場合がある。理解を超えるややこしい日本語なので平たく言っちゃえば、注文に使う商品のカタログや店頭の価格表示POP等、取引に関する場合には使っちゃダメって事らしい。そういう場合は「○○型」でお茶を濁すとか、メートル法の単位を併記するとOKだそうな。詳しくはコチラをご参照の程。

このインチとは一体どこの長さだろうか。多分タイヤ廻りだと想像はつくけど、なんだか良く分からない。調べてみると、「タイヤ外径の呼び寸法」だそうだ。何のこっちゃ?
このカオスな状況の解説はラレーのQ&Aにお任せしよう。
なんかヘンだと思ってた。軽快車の27インチ用ホイールは、700c用ホイールより僅かに大きい。でも、700cホイールに互換性有りのサイズは28×何ちゃら。で、700cホイールを装着したマウンテンバイクは29er(29インチ)?!
これだけ見ると何がなんだか益々分からない。タイヤを装着したサイズというのがブラックボックスなのか。タイヤ装着してもそのインチ数にはならんわコラ!というのも多々存在していると思われる。

ぶっちゃけ言ってしまおう。軽快車における何インチという呼び名は「そう呼ばれているタイヤが装着できるホイールが付く自転車」(どこが何インチというツッコミは無しの方向で)と。
ああ、何のために存在してるんだ何インチ。あまりのテキトーな扱いに切なくなってしまう。

そうだ。「29er」は何と読んだらいいのか。「にじゅうきゅうぁいや〜」かと思ったら、「とぅえんてぃないなー」又は「とぅないなー」と読むそうだ。ぁいや〜はさすがに恥ずかしい。迂闊に人前で叫ばなくて良かった。

あ、忘れてた。マウンテンバイクにはフレームサイズをインチで表示しているメーカーが幾つかある。
こちらは、シートチューブの長さ(これも芯〜芯だったり芯〜トップだったりするので、まちまちの数値ではあるけど)という明確な基準があるので、カオスな世界ではなさそうだ。16インチとか18インチとか表示されていて、ひょっとしたらタイヤの小さな子供用なんじゃないかとドキドキした時は換算してみよう。16インチは約400mm、18インチは約460mm、適応身長はモノにもよると思うけど、立派にオトナ用だから安心して良いと思う。


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地球はひとつ、気圧はみっつ?!(空気圧あれこれ) [埴輪備忘録]

自転車の複雑な単位シリーズ(と勝手に命名)、困った人も多いと思う空気圧の単位。
タイヤ横には適性空気圧の表示が入っているけど、数字が幾つか併記して、しかも数値がバラバラ。
ポンプのゲージを見ても、違う数値の目盛りが入っているし、しかも単位が無い!何を信じていいのか分からない。このカオスな状況を、ああ、スッキリしたい!

タイヤに記載されることが多い、以下3つの単位をちょこっと調べてみた。

 







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エトルト もしかして レトルト? [埴輪備忘録]

エトルト。コイツの存在は知っていたけど、読み方はごく最近知った。
カレーとかハンバーグとか想像してしまうけど、相手はタイヤ。多分喰えない。

ETRTO(エトルト)とは、The European Tyre and Rim Technical Organisationの略だそうだ。
欧州タイヤリム技術機構とでも言うのだろうか。タイヤ幅mm-リム径mmという表示になる。自転車のタイヤだと、数字2桁−数字3桁の数字。インチ、ミリ、分数、アルファベット等が乱立状態の他の表示方法に比べて、随分すっきりした感じ。

ヌシドノ曰く、「ETRTOとは」で検索すると自転車関係のサイトばかりひっかかるそうだ。
何故、自転車タイヤでエトルトの数値が重視されるのか。それは「各国がテキトーに作った規格が乱立している為、互換性が訳分かんない事になりETRTOの数値をアテにするしかない」故と思われる。

以下、よくある失敗談。
マウンテンバイク乗りのおとうちゃん(多少メンテ好き)がヨメのママチャリのタイヤのパンクを発見。傷んでいるのでチューブを交換しようとタイヤを見たら、26インチ。オレの自慢のバイクと一緒じゃないか。にやり。
早速おとうちゃんはショップに自信満々で26インチのチューブを買いに行く。これでオレの株も上がったな。修理代浮くし。
にやにやしながらおとうちゃんは修理に取りかかる。古いチューブを外し、新しいチューブをセットし。。あれ?なんか短い。太い。カンペキに合わない。あ”〜〜ッつ!なんじゃこれは〜〜〜!!不良品か〜〜っ!!

残念ながら、ママチャリとマウンテンバイクの26インチはリム形式も違えばサイズも違う、全くの別物です。購入前に用途を聞かないと返品率高いっす(泣)
分かってる人にはしつこいと思われるだろうけど。。

この自転車タイヤの規格乱立っぷりは、こことかココとか詳しいのでご参照の程。

掲載されている表を見ると、全く違った呼び寸法でも互換性がある物が分かるし、リム径が同じ(ETRTOの後ろ3桁が一緒)でタイヤ幅の数値が近ければ、装着可能なのも分かる。うん。便利だ。カレーと混同してごめんよ、エトルト。(但し、珍しいサイズには、数値が同じでも装着出来ないものもあるらしい)
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