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エトルト もしかして レトルト? [埴輪備忘録]

エトルト。コイツの存在は知っていたけど、読み方はごく最近知った。
カレーとかハンバーグとか想像してしまうけど、相手はタイヤ。多分喰えない。

ETRTO(エトルト)とは、The European Tyre and Rim Technical Organisationの略だそうだ。
欧州タイヤリム技術機構とでも言うのだろうか。タイヤ幅mm-リム径mmという表示になる。自転車のタイヤだと、数字2桁−数字3桁の数字。インチ、ミリ、分数、アルファベット等が乱立状態の他の表示方法に比べて、随分すっきりした感じ。

ヌシドノ曰く、「ETRTOとは」で検索すると自転車関係のサイトばかりひっかかるそうだ。
何故、自転車タイヤでエトルトの数値が重視されるのか。それは「各国がテキトーに作った規格が乱立している為、互換性が訳分かんない事になりETRTOの数値をアテにするしかない」故と思われる。

以下、よくある失敗談。
マウンテンバイク乗りのおとうちゃん(多少メンテ好き)がヨメのママチャリのタイヤのパンクを発見。傷んでいるのでチューブを交換しようとタイヤを見たら、26インチ。オレの自慢のバイクと一緒じゃないか。にやり。
早速おとうちゃんはショップに自信満々で26インチのチューブを買いに行く。これでオレの株も上がったな。修理代浮くし。
にやにやしながらおとうちゃんは修理に取りかかる。古いチューブを外し、新しいチューブをセットし。。あれ?なんか短い。太い。カンペキに合わない。あ”〜〜ッつ!なんじゃこれは〜〜〜!!不良品か〜〜っ!!

残念ながら、ママチャリとマウンテンバイクの26インチはリム形式も違えばサイズも違う、全くの別物です。購入前に用途を聞かないと返品率高いっす(泣)
分かってる人にはしつこいと思われるだろうけど。。

この自転車タイヤの規格乱立っぷりは、こことかココとか詳しいのでご参照の程。

掲載されている表を見ると、全く違った呼び寸法でも互換性がある物が分かるし、リム径が同じ(ETRTOの後ろ3桁が一緒)でタイヤ幅の数値が近ければ、装着可能なのも分かる。うん。便利だ。カレーと混同してごめんよ、エトルト。(但し、珍しいサイズには、数値が同じでも装着出来ないものもあるらしい)
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