虫を飼う人 [日々戯言]
また、コーヒーブレイク♪な戯言だけど、どうぞお付き合いを。
※虫がダメな方には、以下の話は結構キツイと思います。読み飛ばして下さいませ。
自転車に虫を飼っている方は、意外に多い。勿論、室内保管されて、いつもキレイに磨いています♪という方にはありえない話だけど、屋外や地下駐輪場等は、日光が遮られ、雨も避けられる。虫達にとっては、ちょっと味気ないけど、いい住処なのかもしれない。
一番多いのは小さなクモ。特に内装変速のベルクランクカバーの中に、綿のような巣を作っているのはよく見る。雨の心配はないし、見つかる恐れも少ない。いい所を見つけたもんだ(笑)
ここだけではなく、クモは色々な所に住みつく。サドルの下とか、フレームの隙間とか。「久々に乗ったらブレーキの効きが片方だけ悪い」で持って来たCTB。ワイヤーの錆はさほどでもないのに、何か引きが重たくてヘンな感じ。思い切ってぐいっと引いてみたら、ブレーキのタイコのあたりから、潰れたクモが落下...!ブレーキは、嘘のようにスッキリ引けるようになった。レバーの隙間に、住み着いていたのだろう。あぁ、申し訳ない事をしてしまった。
巣を作る虫は他にも居る。忘れられないのは、前カゴの下、ドロヨケの上にこんもりと盛り土をしたような(多分)ガの巣。曲面のドロヨケの上に、微動だにしない盛り土が乗っかっている図は微笑ましくもあるけど、なにぶん、お客様の預り品。ある日突然、大量のガに囲まれたら自転車を放棄したくなるかもしれない。別に虫の除去で持ち込まれたわけじゃないけど、これは取らないとまずいか。
田舎育ちなので、わりと虫には免疫がある方だとは思う。でもガの巣の除去は、積極的にやりたい仕事じゃないなー。重い腰を上げながら、盛り土をひっぺがしたら、中に3匹ぐらいの幼虫が眠っていた。お客様は、こんな所に巣があるなんて思いもよらなかった模様でお礼を言われた。
昨日もリムに(!)てんとう虫の幼虫がしがみついていた。情け容赦なく回る所なのに、なんという根性!こんな風に、虫達は思いもかけない遠くへ移動していくのかもしれないなー。
ちなみに、店内にお邪魔する虫達の中で、居ると不愉快または危険と思われるものは、退治させて頂く。自転車屋に殺虫剤は要らない。「ゴ」の付く黒い奴(食い物も無いのに何故出没するんだろう)は、動きが早く捕獲が難しいけど、見つけ次第、台所洗剤で撃退。蜂などは、アクリル容器とパーツクリーナーが重宝する。後ろからそーっとアクリル容器を被せて捕獲し、隙間からパーツクリーナーを吹くと効果てきめん!
今迄一番困った来訪虫は、タランチェラかと思うぐらいの、足を広げたら10cmぐらいありそうな巨大グモだった。天井まで逃げ回るし、動きが早いので捕獲出来ないし、でもやっぱり放置するにはキモチ悪いので、パーツクリーナーとクレ556を代わる代わる噴射し続けたら、ようやく落ちてきた。かなりしぶとかった。まさに死闘。
そういうのを見てると、パーツクリーナーは毒性が低いですよといくらパッケージに書いてあっても、やっぱ有毒な成分は残ってるらしい。閉め切った部屋で使うのは止めようと思った。
※虫がダメな方には、以下の話は結構キツイと思います。読み飛ばして下さいませ。
自転車に虫を飼っている方は、意外に多い。勿論、室内保管されて、いつもキレイに磨いています♪という方にはありえない話だけど、屋外や地下駐輪場等は、日光が遮られ、雨も避けられる。虫達にとっては、ちょっと味気ないけど、いい住処なのかもしれない。
一番多いのは小さなクモ。特に内装変速のベルクランクカバーの中に、綿のような巣を作っているのはよく見る。雨の心配はないし、見つかる恐れも少ない。いい所を見つけたもんだ(笑)
ここだけではなく、クモは色々な所に住みつく。サドルの下とか、フレームの隙間とか。「久々に乗ったらブレーキの効きが片方だけ悪い」で持って来たCTB。ワイヤーの錆はさほどでもないのに、何か引きが重たくてヘンな感じ。思い切ってぐいっと引いてみたら、ブレーキのタイコのあたりから、潰れたクモが落下...!ブレーキは、嘘のようにスッキリ引けるようになった。レバーの隙間に、住み着いていたのだろう。あぁ、申し訳ない事をしてしまった。
巣を作る虫は他にも居る。忘れられないのは、前カゴの下、ドロヨケの上にこんもりと盛り土をしたような(多分)ガの巣。曲面のドロヨケの上に、微動だにしない盛り土が乗っかっている図は微笑ましくもあるけど、なにぶん、お客様の預り品。ある日突然、大量のガに囲まれたら自転車を放棄したくなるかもしれない。別に虫の除去で持ち込まれたわけじゃないけど、これは取らないとまずいか。
田舎育ちなので、わりと虫には免疫がある方だとは思う。でもガの巣の除去は、積極的にやりたい仕事じゃないなー。重い腰を上げながら、盛り土をひっぺがしたら、中に3匹ぐらいの幼虫が眠っていた。お客様は、こんな所に巣があるなんて思いもよらなかった模様でお礼を言われた。
昨日もリムに(!)てんとう虫の幼虫がしがみついていた。情け容赦なく回る所なのに、なんという根性!こんな風に、虫達は思いもかけない遠くへ移動していくのかもしれないなー。
ちなみに、店内にお邪魔する虫達の中で、居ると不愉快または危険と思われるものは、退治させて頂く。自転車屋に殺虫剤は要らない。「ゴ」の付く黒い奴(食い物も無いのに何故出没するんだろう)は、動きが早く捕獲が難しいけど、見つけ次第、台所洗剤で撃退。蜂などは、アクリル容器とパーツクリーナーが重宝する。後ろからそーっとアクリル容器を被せて捕獲し、隙間からパーツクリーナーを吹くと効果てきめん!
今迄一番困った来訪虫は、タランチェラかと思うぐらいの、足を広げたら10cmぐらいありそうな巨大グモだった。天井まで逃げ回るし、動きが早いので捕獲出来ないし、でもやっぱり放置するにはキモチ悪いので、パーツクリーナーとクレ556を代わる代わる噴射し続けたら、ようやく落ちてきた。かなりしぶとかった。まさに死闘。
そういうのを見てると、パーツクリーナーは毒性が低いですよといくらパッケージに書いてあっても、やっぱ有毒な成分は残ってるらしい。閉め切った部屋で使うのは止めようと思った。
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